アラシックスは高血圧が気になります
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アラシックスは高血圧が気になります

この年齢になると、高血圧、高脂肪、高コレステロール、尿酸値、肝臓の数値、腎臓の数値などいろいろな心配点が出てきます。とりあえず今回の記事では高血圧とは何なのか、少し掘り下げてみようと思います。


そもそも、家庭でも簡易血圧計などを用いて定期的に血圧を測っている人は多いと思います。それでも高血圧のために特別な事をしているかといえば、そうではなく、年に1回の健康診断で指摘され、とりあえず薬を飲むことが決まって終わってしまうパターンが多い気がします。そもそも高血圧って何が問題なのかを一度深く掘り下げてみたいと思います。


高血圧というのは、血圧が高い状態

それじゃ、血圧が高くなる原因とは?

(上140mmHg以上、下は90mmHg以上を高血圧と呼ぶ)


高血圧の原因は、簡単に言えば2つ。血の量が増えるか、血の圧力が増えるかです。更にこの圧力が増える要素は、圧力を作っている心臓と受けている血管に分類できます。それぞれ具体的な例をみていきましょう。

<血の量が増える場合・水分が過剰に摂取されて血量が増えている状態>

  1. 単純に水分を取りすぎても高血圧になります。でも健康であれば普通に体外に排出されるのですぐに正常値に戻ります。
  2. しかし塩分の過剰摂取。よく海で咽が渇いても海水を飲んではいけないと言われるのはこれ。人間の体は血中の適切な塩の濃度である 0.8〜0.9%を維持しようと、水分を取り込んで濃度を調整しようとするのに、海水の3.5%も塩濃度がある水を飲んでは、更に咽が渇くことになります。
  3. そして腎臓が塩分を体外に排出する役目を担いますが、塩分が多くなると排出するために負荷がかかり、腎臓がダメージを負います。さらに継続して血圧が高い状態だと、更に腎細胞がダメージを負うという悪循環に陥り腎臓機能が破壊され腎臓病(透析が必要になる)になってしまいます。
  4. 腎臓が悪いと水分の排出が上手くいかずに、血圧が上がります。
  5. ちなみに、塩分が少なすぎても問題を起こします。詳しくは下記のおまけに記載します。

<血の圧力が増える場合・心臓が過剰に働いてしまう状態>

  1. 血液中のヘモグロビン濃度が低下(貧血)し、全身の酸素供給が不足するため心臓が動悸を速くして多くの酸素を体に送り出そうとして血圧が上がります。ヘモグロビンが作られるためには鉄分が必要なので、鉄不足が原因の70%と言われています。残りの30%には血を作る骨髄の問題や赤血球の寿命などが短くなってしまう問題などがあります。
  2. 甲状腺ホルモンの過剰分泌(甲状腺機能亢進症)により代謝が活発になり、心拍数が上昇し血圧が上がります。この甲状腺機能亢進症とは自己免疫の異常で病気(バセドウ病)です。
  3. 慢性的なストレス・精神的緊張によって交感神経が優位になり、心拍数があがり血圧が上昇します。
  4. 高血圧が続いていると、それに逆らって血を流そうと心臓が努力するためさらに血圧が上がる悪循環になります。

<血管が原因による血圧が増える場合>

  1. 血管が固くなり弾力性がなくなってしまうこと(動脈硬化)で、心臓からの血の圧力をまともに受けてしまう状態によって、圧力を分散吸収できず結果的に血圧が増大する。
  2. コレステロールや脂肪などが血管壁に張り付いて、血流を阻害することで血圧が上がる。
  3. 血管が細く縮まることで、血液が通過する抵抗が増し、血圧が上がります。細くなる原因にはタバコのニコチンなどが主な原因。
  4. ストレスや寒さで自律神経(交感神経)が過剰に働き、血管が収縮する。
  5. 高血圧が血管を傷つけ、修復しようとして血管がさらに厚く・硬くなり、血圧がさらに上がる。
  6. 肥満によって、血管の外側が脂肪で圧迫され、血管が狭くなり血圧が上がる。


さて結局の所、人間の体は本当に複雑に出来ていて、はっきりしている高血圧の原因だけでもこれだけあります。正直、これをすべて意識して血圧を維持する生活をすることは大変です。しかし、知れば知るほど高血圧は万病の元と言われる理由がわかります。

では高血圧の対策で優先順位を考えるとどのような感じになるのでしょうか?もちろん、下記の優先順位はあくまでも参考ととらえてください。


  1. 塩分コントロール
  2. ストレスコントロール
  3. コレステロールコントロール


黒兎が考える高血圧への対策は、この3つが一番重要な気がします。女性ならコレステロールより鉄分コントロールかもしれません。アラシックスにとって今更、生活パターンを大きく変更するは難しいので一番大事な所だけをしっかりおさえて、継続できるようにすることが大事なんだと思います。早速、塩分控えめ生活を実践せねばw


おまけ:

塩分が少ないと水中毒になります。これは塩濃度が薄くなると細胞への浸透圧の違いにより細胞が水分で膨れ上がります。すると頭蓋骨によって広がらない場所の脳細胞は強い圧力を受け、めまいや吐き気、最悪の場合は死に至る状態となります。