黒兎の愛車がついに廃車?。ポイントを紹介
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黒兎の愛車がついに廃車?。ポイントを紹介

長く付き合ってきたオープンカーのBMW 335i カブリオレを先日のオーバーヒートで手放すことにしました。2007年度の車なので、20年車と考えれば致し方ないのかもしれません、が・・


走り屋の頃に乗っていたマツダ RX-7のFCやFDは、故障らしい故障もなく残価もしっかりと付いて売ることができましたが、今回は修理して売るわけでないので、たぶん大した値はつかないでしょう。RX-7 乗っている頃は本当に距離も走り、ドリフトなどで乱暴な運転をしても故障らしい故障は1回もありませんでした。しかしBMWは本当に故障が多い車でした。弟も7シリーズを乗っていて、いつも故障していたのは聞いていたのですが、後部座席も広いオープンカーでハードトップ型はこれしかなかったのです。(涙)

2016年にFinal Fantasy 15 で出てくる車(レガリア)がカッコ良くて、4人乗れるオープンカーを探して、このBMWのオープンカーを中古で買ったわけですが、4人で旅行という機会はついぞありませんでした。いや、なんのために後部座席広い4人乗りを買ったのよ!と自分ツッコミいれまくりです。そもそもアラシックスにおける友人は、大抵子供も大きくなっており、人によっては孫もいる世帯もあるでしょう。家族で乗るならVOXYやアルファードみたいな、人数の乗れる車が一番です。考えてみれば20代4人なら様になる旅行も、おっさん4人の絵面とか誰得なのかという話でもあります。

さて、なぜ日本車はデザインや機能で魅力的なものが無いのか(最近は良くなっていますが、オープンカーのバリエーションはまだまだ)は、他の方に説明を譲るとして今回はなぜ外国車に故障が多いのか、身をもって体験したことを総括してみたいと思います。


<故障で良くある場所>

1、電装系

通常、燃料コントロールのために、日本車でもコンピュータは付いているのですが、外車のそれは何でもかんでもコンピュータとつながっています。自分のBMWのような古いクルマでも3つぐらいコンピュータがついていて、そのコンピュータには沢山のセンサーも当然つながっています。ハンドルやタイヤの空気圧、ライトの電流チェックなど、あれば確かに便利だけど故障を考えていないよね?という所までコンピュータの管理にあって、さらにはコンピュータ自体も熱や急激な電圧変化でよく壊れる。すると、ハンドルが効かなくなり、ワイパーが突然動き出し止められないなど普通にある。電装系の負荷によってイグニッションコイルやプラグも壊れて、一式交換もよくある。

2、冷却系

日本車ではほとんど無いのですが、特にヨーロッパ車のラジエター含めた冷却系はエンジン性能をかさ増ししようと早く冷やすために、電動ポンプがついて常に冷却水を流しています。エンジンかけているときは常にです。なのでこのウォーターポンプという部品は、寿命が5年といわれています。が!5年なんて持ちません。取り付けの構造的に固定力が弱くて、常にエンジンの振動にもさらされており、休むまもなく動き続けているポンプは大体3年ぐらいで故障します。それで恐ろしいのは冷却水が止まると瞬間的にエンジンルームが超高温となり、コンピュータや電装系が故障するだけでなく、ひどいとエンジンまで壊れます(いわゆるオーバーヒート)。またリザーブタンクのひび割れやパイプの破損とかよくあります。日本車はこのような方式を取らずに、熱を利用した自然に冷却水が循環する方式を取っているので、パイプが抜けたとかの故障でなければ電気がなくても冷却装置自体は稼働し続けてくれます。

3、オイル系

オイル系もめっちゃ故障が多いです。これはチューブやパイプの素材などに問題(冷却系もですね)があって、日本の高湿度で温度差が激しい気候が影響しています。ようするにすぐに劣化して、ひび割れしたり、外れたりするので日本で乗る場合は、これらも本当は頻繁に交換しないといけないのですが、まあ車検でそこまでは見ません。その上交換すると高いので、とりあえず多少漏れてきても、締め直して終わりみたいな対応になりがちです。またエンジン室の設計も悪いのかパッキンの劣化も早く、オイルパンからのオイル漏れもひどいです。ようするに至る所から漏れますw、まあロータリーエンジンの場合だとオイルも一緒になって燃えるので同じように減りが早いのですが・・

4、パワーウィンドウ系

これも電装系といえばそうなのですが、物理的な仕組みも関係しているので、別枠で。この故障は335などの乗用車では少ない(日本車に比べたら多い)ですが、X5系などのSUVでは頻繁にあります。どうも構造的に故障しやすいようで、さらには故障すると一式全部交換になるので、他よりは安いもののやっぱり高くつきます。雨の日にこの故障があったら最悪です。そして雨の日になぜか故障するw

5、足回り系

自分のBMWでは、丁寧に乗っていたこともあって(そもそも7万kmぐらいしかまだ乗ってなかった)足回り系では、致命的なトラブルの経験はありませんが、弟の7シリーズではドライブシャフト(エンジンから後輪にパワーを伝える巨大な棒)が折れたりしました。


とまあ、逆にデザインとスペック(カタログ上の)を稼ぐために、メンテナンス性を殆ど考えていないのがヨーロッパ車とも言えます。定期的なメンテナンスが必要なのに、メンテナンス性が低い・・・。いやはや、どうなんでしょうかw

誤解のないように言っておくなら、故障の多さを除けば自分が乗っていたBMWは自分にとってとても良い車でした。高速での安定感や古褪せないデザイン、内装の良さやかっこいいエンジン音など、乗っていて楽しい車でした。RX-7などはドリフトなどスピード出して遊べる楽しい車ですが、アラシックスにとっては車重が重い335i は鈍重でコーナーでも引っ張られるような車ではあるものの直線は最高です。なので、海岸通りをオープンにしてまっすぐ走っていることが、リラックスできる至極の時間になるのです。

しかし故障すると部品がともかく高いことがやっぱり大きな負担です。なにより直して乗っても、怖くて遠出ができなくなるのが精神的にきついです(自宅から20km離れている場所で止めてレッカー。距離でレッカー費も違う)。今回の継続利用の断念もそのあたりのストレスが原因です。ちなみに中国では欧州車用のコピー製品が大量に作られて世界中で販売されています。が、やっぱり質も悪いのですぐに壊れますw。でも純正品もすぐに壊れるのであまりかわりません。そういう意味ではとても大きな経済圏ができています。

知り合いの他のBMWユーザーたちも全く同じで、故障が多くて修理費用が本体車両価格以上に修理代がかかって、初めてスタートラインと言っている人すらいますw。いや確かに「黒兎」もすでに修理代の方が上回っていますが、そこをスタートラインにしたくないです。人によっては3倍ぐらい掛けた猛者もいるようです。

そこで「黒兎」は今回の故障でさすがにBMWを卒業(売却)し、ダイハツ・コペンにしようと考えております。どうやらこのコペンが2026年8月で生産終了になってしまうようなのです。またレガリア風の新型車がどこかのメーカーから出てくれば別ですが、しばらくはガソリンも値上がり続けることを考えると、燃費も良いコペンでオープンカー生活を楽しもうと思います。


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