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AMD Zen 6 のアーキテクチャー概要と過去世代との違い
AMDの次世代Zen 6は何が変わるのか。公式発表ベースで、過去世代との違いを短く整理する。
AMDのZen 6は、次世代EPYC「Venice」に採用予定のサーバー向けCPUアーキテクチャーです。AMDが2025年4月14日に公表した内容では、VeniceはTSMCの2nm(N2)プロセスで立ち上がる業界初のHPC製品とされ、2026年投入計画が示されました。さらに2025年11月11日のAdvancing AIでは、Zen 6世代のEPYC Veniceを中核にしたAIラック「Helios」が公開され、最大256コア、メモリ帯域1.6TB/s、前世代比で最大1.7倍の性能向上が示されています。Zen 4やZen 5との違いは、単なる微細化やコア数増ではなく、CPU単体ではなくGPUやネットワークまで含めたラック全体最適化を強く打ち出している点です。正式な命令系統や内部構成の細部は今後の追加発表待ちですが、Zen 6はAI/HPC時代を前提に設計思想そのものを一段進める世代になりそうです。
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